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| 煙突はあなどれない！ |
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内部結露を極力少なくするために煙突は断熱煙突に限るのだ。 結露の発生はタールの付着を意味するから、排気効率のためだけでなく煙道火災のリスクを無くすことにもつながるからだね。 現に欧米ではシングル煙突の外使用を禁じているくらいなのだ。 外気と接する屋外では勿論だけど、ボクは室内から全て断熱煙突をオススメする。 室内は暖かいと言ったって、煙突内部温度に比べたら外気ほどじゃないにしろ、たかが知れているからだね。 当然その温度差によって結露は発生するし、おまけに煙道は熱を奪われるからドラフトは弱くなる訳で、断熱煙突を室内にも使用することは意味あることなのだ。 シングルの何倍もする価格だから、イニシャルコスト的には相当な出費になるけれど、長い目で見たら決して悪い選択じゃないと思う。 どうしても予算的な都合で断念なら仕方ないけれど・・・
※断熱煙突の補足説明
断熱煙突は二重管となっていて、一般的には断熱材が詰められているもので、中には断熱材無しの空気層だけのものもある。 断熱材入りの方がオススメ！ 今では生産していないと思うけれど、スチール製もあったようだね。 これはＮＧ！ ステンレスでなければ耐久性がすこぶる悪い。 ボクの知る限りでの現販はステンレス管だけの筈だけど一応付記しました。 |
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煙突設置の留意点として曲がりがある。 曲がり一箇所につき煙の排気速度が７パーセントダウンすると言われている（横引き1mで２０〜３０％ともいわれる） 建築上の制約等があるだろうけど、できるだけストレートに立ち上げるようにしたいものだね。 曲がりは熱を持つし、タールや煤が溜まりやすいから、横引きは原則的にやらない方がいいんだね。 どうしても壁抜きで横引きの必要性があるならば、1.2m
以下と言われている。 ボクの所では完全ストレート煙突と、壁抜きのため２箇所曲がった煙突があるけれど、引きの差は歴然たるもの（厳密には長さが違うので単純比較できないかも知れない）１４パーセントのダウンだからね。 |
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一般的に、長い煙突の方が短い煙突より良く引き込むと考えがちだけど、そうとも限らないのだ。 下図の安全条件基準を十分満たしてあり、総延長が５メートルもあれば十分で、伸ばせばよいと言うものでもない。 長くなるということはそれだけ熱源であるストーブから遠くなる訳で、ドラフト効果が薄れることを意味するからだね。 |
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断熱煙突 |
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