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Last up date 06/06/20

Husqvarna

その軽量さから扱いやすく玉切りに重宝していたハスクバーナ336が壊れた!

異常に気がついたのは16インチバーを1本オシャカにした頃(笑)
チェンオイルが全く出なくなってしまっていることに全く気付かなかったという、何ともお粗末で恥ずかしい話なのだ。(オイルが少し漏れていた時点で気付くべきだった)

ある程度バラしてみるとオイルルートパイプからゴムホースが脱落していて、ジョイント部の金属パイプが露出しているのが見えたのだ。 これじゃあオイルが出ない訳だね。

ハスクバーナ・チェンソー336のチェンオイルゴムホース修理(オイル漏れ)  06/06/18

隙間が狭くて指はまともに入らないし、それでも何とか僅かな隙間から中を覗いてみるけど、肝心の外れたゴムホースが見当たらない。

フライホイールを外さないとスプロケット側の隙間はどうにもならない。
仕方がないので潔く腹を決めて、ボクにとっては大冒険、分解に挑んだという訳なのだ! ところがどっこい、あるところでストップしてしまった。



最初のつまづきは、フライホイールのボルトが固くて外れなかったこと。

回転軸だもので、レンチで回すのが容易ではなく、ドライバーなどでで固定しながらやってみるも、直ぐに固定したドライバーが外れてフライホイールごと回ってしまう。 それに今ひとつ力が入れにくい場所だったりして、とにかく悪戦苦闘! 工具が揃ってないってことが一番の問題かもな〜

翌日、気を取り直してメガネレンチを仲間に加えて再度チャレンジ!

すると何とか回った! やっと回ったのだ!!

と、喜んだのも束の間のこと・・・


今度はフライホイール自体が焼きついて固着しているらしく外れないのだ(苦笑)
30分奮闘も虚しく埒はあかず・・・

そして1週間放置・・・

たまたま知合いのハスクバーナの営業マンと会う機会があって、早速アドバイスというかフライホイール外しの実践を・・・

さすがは慣れた手つき、少々手こずってはいたけれど何とかフライホイールは外れた。

フライホイールが外れると、エンジンをずらして見ることが出来るようになった。
アレレ! エンジン側へ出ているホースがとにかく短いのだ。 これじゃあ振動でゴムホースが外れてもおかしくないみたい。
ホースそのものが短い訳じゃなくて、オイルタンクから出ている長さが足りないのだ。 つまり、フィルター側、オイルタンクの中に留めてるホースが長すぎるということだね。

とりあえず原因も判り、ここから先はまたボクの仕事になる。

腰が重く、またまた1週間放置・・・

これがオイルフィルター

裏側にはゴムホースが殆ど出ていない状態で、オイルタンク側にその殆どはあった。
ある程度エンジンがズレるものの、その隙間は数センチだから、当然ペンチの類の工具は入らず、指で引っ張ろうにも第一関節を曲げるスペースもなく途方にくれる。

メンドウだ、抜いちまえ!

抜いたゴムホースの先端を斜めにカットして、何とかスプロケット側からオイルタンク内へ差し込むことが出来て引っ張り出した。

斜めにカットした部分を平らに切ってしまう。

これで15ミリ程度ゴムホースが短くなったけれど、タンクから外側に50ミリあれば良いみたいなので、長さ的には問題なさそうだ。

外しておいたオイルフィルターをゴムホースに差し込む。

見たところ目詰まりもないみたいだから、特別掃除の必要もなさそうだ。

オイルタンク裏側
オイルポンプの金属パイプに、無事ゴムホースのジョイント完了!

ちょいと心配なのはゴムホースのカシメかな〜
とりあえず渾身の指の力で無理矢理差し込んだだけだから・・・
※渾身の指の力ってのも変な表現だけど(笑)

フライホイールとクランクシャフトの溝を合わせて取り付ける。

シャフトに嵌め込み少しまわすとカチッと収まる感じ・・・

イグニションモジュールのフライホイール接点部分、実際には接触させない僅かな隙間が必要。

取付け時には、フライホイールのマグネットに吸い寄せられてしまうので、本当は専用ゲージが必要なんだけど・・・

イグニションモジュールの取付けにはちょっとしたコツが必要で、名刺一枚分のクリアランスを確保しないとエンジンがかからなくなってしまう。

数値で言うとその隙間は0.3ミリということになる。

イグニションモジュールを仮止めしておいてゲージを挟み込んでおいて、イグニションモジュールを固定するんだけど、本当は規定トルクがある2.5〜4.0Nm

トルクレンチなんて持ってないから、もちろんボクはテキトー(笑)

あとはプラグを繋いだり、スターターやその他の外した部品を組み付けるだけ。
分解の逆だし、ネジもそんなに多くないから簡単だね。

さてさてオイルは出るだろうか?
おっとその前にクリアランス大丈夫か? エンジンはかかるか?

不安だらけの中、スターターロープを引くと・・・
OK! バッチリエンジン始動!

しばらくするとオイルも無事出てきた。

それにしても336のオイルホース、こいつの交換は大変だね。
メンテナンス性はあんまり宜しくないようだ!

346XPはもっと簡単に交換できるようだけど、まだバラしたことがないので分からない。 簡単だとしても出来ればやりたくないなぁ〜

こういうメンテナンスというか修理の類はね(笑)

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バイオマス燃料はCO2排出ゼロなのだ!
数億年もの間、地球の奥深くに閉じ込められた炭素を、何でわざわざ掘り起こして燃やすのだろうねぇ〜
自然のサイクル・・・ 樹木は空中から二酸化炭素を吸収し、酸素を供給してくれているけれど、やがて老木となり朽ち果てて、森で腐敗して微生物に分解されて結局は炭酸ガスを放出するものなのだ!
だけど、適切な時期に伐られ薪に処理されて、暖房や調理のために燃やされてきたサイクル、炭素は空気中に再び放出されるけれど、このサイクルは大気の炭素を増やすことなく、永遠に繰り返されてきたものなのさー
薪を焚くということ、それはつまり、地球の温暖化、炭酸ガス排出のネット値の安定・縮小になる訳なのだ。
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