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Wood heating is environmentally appropriate.

針葉樹と広葉樹どっちが良いかって?

ボクは拘っているけれど拘らない(笑)
広葉樹が良いに決まっているけど、絶対そうでなければダメという訳でもない。 もし仮にボクが薪を全く持っていなかったらどうしようかね・・・
(1) 薪屋で広葉樹の薪を購入する。   (2) 杉の間伐材ならいただくことが出来る。
もちろん迷わず (2) だね、喜んで焚いてしまうよ。 そして少しだけ薪を買うかもしれない(笑) 
広葉樹、中でも楢や椚は火持ちが良いから、杉や松などの針葉樹より薪の投入回数が少なくて済み使い勝手が良い。 特に就寝時にたっぷり詰め込む薪なら断然広葉樹ということになるね。 翌朝の熾きの残り方が完璧ということさ!


薪は高くつくけど高くはない  06/03/23

『薪屋から薪を買うと高くつく』 という話を以前書いたけれど、 『高くつく』 ということと 『高い』 ということは別!
1束単価はホームセンターで500〜600円程度、薪屋で300〜400円程度だろうか、 ホームセンター価格は別としても、薪は決して高いものではないとボクは思うのだ。 1束の薪という商品が出来上がるまでの生産工程を知っていて、その過程は決して容易くはないことを理解しているからだね。
ボクの場合、自分で焚く薪は自分で拵えているから、その大変さは実感として解っている訳で、だから薪は決して高いものではないと思うのだ。

薪は燃やしてしまうもの、しかも山に生えているもの、単純にそういう風に考えるとタダみたいなものと錯覚してしまうのかもしれないね。
山林には当然のことだけど所有者がいるからタダではないし、山から伐り出すには機械も人力も必要だ。 伐り出した丸太はチェンソーで規定の長さに玉切りしなければならないし、割らなければならないのだ。 そして最後に規定の束にまとめる。 ここまでやってこれでようやく生薪の完成だね。 だけどこれでお終いじゃない。 厄介なことにこの後半年保管しなければならないのだ。

ここから先、少し辛口な書き方になるけど・・・
薪ストーブを暖房器具として導入する場合にはそれなりの覚悟が必要だと思う。 1つは上述の通り高くはないけど高くつく薪を買い続けることができるということ、またはボクのように休日を薪集め薪作りのために費やすことが出来るということ、どちらかが必然なのだ。
どちらも出来ないのなら薪ストーブは安易に導入すべきじゃないと思うよ。 だって薪ストーブはイニシャルコスト的にも高い買い物だからね。 もちろん、ボクとしては薪ストーブユーザーが増えてくれることを望んでいるけれど、現実問題として、時間的または経済的に無理なら詮方なしだものね。

それでも、どうしても導入したいというのなら、主暖房としての薪ストーブはあきらめなければならない。
ランニングコストの比較的安い暖房器具をメインとして、薪ストーブは補助暖房に徹するべきだね。 週末だけとか、夜だけとか、そういう焚き方もありだとボクは思う。 視覚的な安らぎのためにもね。

薪割りのサイクル  06/03/06

北の方では長い冬が終わる頃薪割を始める訳だけど、ボクは真冬に割ることもある。 それは運動不足解消に丁度良いからというもの。 薪割をするようになってから、衰えていた筋力も10年前の青年期? にまで戻った感があるのだ。 (って大袈裟な、錯覚かもね〜)(笑)
冬が終わると同時に冬支度だなんて、薪焚き人の頭の中はいつも薪のことで一杯なのだ!

前年暮れに倒しておいた丸太を、チェンソーで玉切りしては割り、また玉切りしては割るという、そんなことの繰り返し・・・
春には爽やかな汗をかくことが出来て、晩酌もこれまた一段と美味くなるし、夏ならそれは苦痛以外の何者でもないのだけれど、作業の合間のビールの喉越しはたまらない快感で、1度味わってしまうと病みつきになってしまうよ(笑)

薪棚に徐々に増えていく薪は、いくらあってもいい! まだまだ、もっと欲しいぞ! そうね、薪に対してはとことん貪欲になってしまう。
あればあるほど安心だし、満足できるのだ。 ボクの目安は常時最低2年分抱えること、それはウチの場合10〜12トン、一般的な束数でいうと1200〜1400束だろうか、とんでもない量ではある。 だけど極上の2年ものの薪を焚き続けるためには、毎年1年分ずつ薪割、補充して2年分のストックを確保していかなければならないのだ。 こうしておけばいつも2年物を焚けるだけじゃなく、どうしても作ることが出来なかった年があったとしても、2シーズンは何とかなるというものさ。

薪ストーブは燃料(薪)代が高くつく?  06/02/05

どうあがいたって石油やガスなどの化石燃料はボクには到底作れないけど、薪なら自分で作ることが出来る。 薪割をやったことがない人には多分簡単なことではないだろうけど、コツ、慣れの問題、本人のやる気次第でどうにかなるものだと思うのだ。 事実ボクがそうだね。 今では薪割が一番のボクの楽しみ? 趣味と言ったって構わないくらい余念がないのだ。 ボクはギャンブルの類は一切やらないし、薪ストーブを導入してからというもの、それまで趣味だったクルマへの興味も薄れて、頭の中は薪のことで一杯になったよ(笑)

でも、人それぞれ事情は違うんだろうね。 薪はどうしても作れない、作る時間もないという人なら、薪屋から薪を買うことになるけれど、これはそれなりに高くつくね。 40cmクラスの薪なら安くても300円は下回らないから、1シーズン分を薪屋の薪で賄おうものなら相当の出費を覚悟しなけりゃならない。 例えばボクなら600束は間違いなく焚くだろうから、仮に300円で買えたとしても、その薪代は180,000円にもなってしまう。 これじゃあ少なくともボクの家じゃお手上げだ。 だから、薪は自分で作ったらいい。 頑張って作ったらいいのだ。 (ウチの場合は作るしかないのだけどね)

1.伐木 → 2.運搬 → 3.玉切り → 4.薪割 → 5.乾燥

1 と 2 が無理でも丸太で購入すれば、3 と 4 と 5 だけなら作業的にも比較的楽だし薪を買うよりも1/3程度と安く済むと思う。

薪ストーブだけで冬を過ごすようになってから、ウチの光熱費は激減した。 こちら 参考まで・・・

薪割用の斧は何が良いのかね?  06/01/24

こればっかりは好みの問題だろうね。 とは言ってもボクなりのオススメの斧はある。
初めて斧を購入しようとした時、たまたまボクは試し割の機会に恵まれたから、自分に合った斧をチョイスすることが出来てラッキーだったと思う。 試したのは、グレンスフォッシュの斧2本と、バーモンターの斧2本と、そしてチョット異端のマジック斧の5本だった。  ※ちなみにボクのスペックは(笑)身長174センチで目方が68キロ前後だ。

何本かの玉を割ってみてボクが一番馴染んだのが、写真のグレンスフォッシュの大型薪割という斧だった。
重過ぎず軽過ぎず、1時間でも2時間でも平気で振れそうだったし、切れ味が一番鋭くてボクの好みでもあった。

その後実際に使ってみて、グレンスの斧の難点はというと、刃の形状からか樹種によっては食込んでしまって抜けにくいという点だろうね。 ただボクにとっては気にするほどのない欠点だと思っている。 楢や椚、時々桜やその他も割るけれど、実は1度もクサビを使ったことがなく、このグレンスの大型薪割1本で毎年5トン程度割っているからね。
なかなかシャレた皮製のカバーがついていたり、柄が折れにくいようにと柄先に金属製のカラーが巻いてあったり、
刃渡り 76mm ・ 柄長 690mm ・ 1589g コイツは個人的には使える相棒だと思っている。

気になる斧は・・・

スプリッティングマスター これもグレンスと同じような刃の断面形状だけど、ボクの使用感では刃の重さに対して少々柄が長すぎるというかボクにとってはグレンスと比べてちょいとバランス的に宜しくない。長めの柄が好みならOK!

マジック斧(ジャイアントモウル) これはとっても重くて、持上げて落とすといった感じで、刃と呼べるような形状ではないけれど、さすがに5500gの斧頭だけあって、破壊力はすごい。 ただボクなら30分でダウンだな(笑)

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